choose と select の 違い
⇒ (自分で考えて / 自分の意思で)選択する / 選ぶ
「Choose」は、
与えられた選択肢の中から、
自分で考えて選んだ結果、自分の意思で物事を選ぶ、
という意味合いが強い単語です。
ポイント
- 日常会話で使用頻度が高い (select よりも)
- 自分で決断して選ぶニュアンスが強い
- 選択肢が 2 択のとき、複数のときの両方で使われる
使用例
・I can’t choose!
(決められないな!)
※悩んで決められない。決断できない
・You should choose a lucrative job.
(儲かる仕事を選んだ方が良いよ)
※職業の選択肢が色々ある中から、
儲かる仕事を自分の意思で選択する事を勧めている
・I chose Phycology major because I want to understand people better.
(人の事をもっと理解したいので、心理学部を選びました)
※自分の意思で、考えた結果、決断して心理学部を選んだ
⇒ (慎重に)選出する、選び抜く
「Select」は、
具体的なお題や条件、目的がある場合などに、
選択肢の中から厳選して適切なものを選ぶ
という意味合いがあります。
例えば、
一軍サッカーチームのフォア―ド選手を選ぶ場合などです。
(フォア―ドとして一番優れた選手を選ばないといけない)
ポイント
- フォーマルなニュアンスが強い (choose よりも)
- 通例、選択肢が複数 (3 つ以上) の場合に使われる
- 厳選して複数の選択肢の中から選び抜くというニュアンスが強い
- 特定の目的や条件などを踏まえた上で選ぶ、というニュアンスが強い
- 受動態で「~に選ばれた」という意味で使われることが多い
※受動態についての詳細は、「こちら」の記事を参照してください。
使用例
・I can’t select!
(選べれないよ!)
※ゲームやパソコンの設定オプションなどで、
特定の選択肢が選べれなくなっている場合など
・To save your document as a new separate file, open [setting] and select [save as…].
(ドキュメントを個別の新しいファイルとして保存するには、[設定] を開いて [名前を付けて保存] を選択します)
※「新しいファイルとして保存をする」という目的/条件を踏まえて、
複数ある選択肢の中から「名前を付けて保存」を選ぶ
・My friend was selected as a team leader.
(私の友人はチームリーダーとして選ばれました)
※チームリーダーとしての素質 (条件) があると見なされて、
複数の候補者の中から厳選された
まとめ 比較
choose
日常会話で使用頻度が高い
選択肢が 2 択のときも複数のときも両方で使われる
自分で決断して選ぶ
select
フォーマル
選択肢が複数の場合に使われる
厳選して選び抜くニュアンス
特定の目的や条件などを踏まえて選ぶ
受動態で使われることが多い