IF 仮定 法 攻略 | 正規と不正規ルール | まとめ

IF 仮定 法 攻略 | 正規と不正規ルール | まとめ

質問内容

If 仮定 法 について

if 仮定 法 は 学校の授業で学ぶルール/ パターン以外にも、
用法があるのでしょうか?

映画やドラマを見ていると、

参考書で紹介されてないレパートリがある
ように思うのですが、

何が許容される使用法なのか、

教えて頂けないでしょうか。

回答・解説

◆ 公式と非公式がある

「If~」を用いた仮定法は、
中学・高校の英語の授業でも取り上げられますが、

仮定法の構造には何パターンかあるので、

それがごちゃ混ぜになってしまいがちです。

この主な原因は、

  • 文法的に正しいとされる公式のIF 用法以外に、
    ネイティブ日常的に使う非公式な用法もある

  • 日本語に訳して仮定法を考えた時、
    現在なのか過去なのか分からなくなる


だと思います。

この記事では、
IFの公式用法と例文を紹介し

次に
非公式だけどネイティブが使う用法

を紹介します。


1. 仮定法 公式ルール|仮定と空想

仮定法は

「もし~したら、~するでしょう」

という意味になる文章を
作成する際に使われます。

仮定法の文法上のルールは下記のとおりです。

1.「もし」という意味の「if」を文頭に置く

2.「if」内の節の動詞を過去形にする

3.「if」内の節にbe動詞がある場合、
   主語に関係なく wereを使う

4.「if」節の後に続く節内の動詞の前に、
  「~するでしょう」を意味する助動詞「would」を置く

下記は、
この仮定法のルールに沿った例文です。

・I go to school . I study at school.
(私は学校に行きます。学校では勉強します)

・If I went to school, I would study.
(もし学校に行ったら、勉強するでしょう)

下記は、
「If」節中にbe動詞がある場合の仮定法の例文です。

・I am rich. I  will not work.
(私は金持ちだ。働きません)

・If I were rich, I would not work.
(もし金持ちだったら働かないでしょう)

「If」節中の次の節内に、
一般動詞が無いパターンもあります。

・I am you. I’m not happy.
(私はあなたです。私は嬉しくない)

・If I were you, I wouldn’t be happy.
(もし私が君だったら、嬉しくないでしょうね)

上記例文のように仮定法は、

「仮定(もし学校に行ったら)」と

「空想(もし私が君なら)」を表せます。

「仮定」とは
実際に起きるかもしれないこと(学校に行く)」で、

「空想」とは
実際に起きそうにないこと(私が君になる)」です。

1.1. 進行形との組み合わせ

上記の仮定法の基本リールを基に、
仮定法は進行形と組み合わて使われたりします。

大まかに分けると、
下記の3パターン見た目があります。

仮定法と進行形 組み合わせ パターン
もし~だったら、~しているでしょう

・If I were rich, I wouldn’t be working.
(もし俺が金持ちだったら、働いてないでしょうね)

※”if” 節の次の節内に進行形がある。 

もし~していたら、~するでしょう

・If he were sitting here, I would punch him.
(もしあいつがここに座っていたら、殴るだろうね)

※”if” 節内に進行形がある

もし~していたら、~しているでしょう

・If I were watching a movie at a cinema right now,
 I would be eating popcorn.

(もし今、映画館で映画を見ているとしたら、
 ポップコーンを食べているだろうね)

※”if” 節内とその後の節に進行形がある

1.2. 仮定法 過去のパターン

上記以外に、

「あの時~してたら、~だっただろうな」

という、

過去の事を回想した仮定法もあります。

過去の仮定法は、
下記の文法上のルールが有ります。

1.「if」節内の動詞を過去完了(had +過去分詞)にする

2.「if」節の次の節内に would / couldを置き、
   動詞を現在完了形(have + 過去分詞)にする

※どの助動詞を置くかは、伝えたい意味によって変わる

下記は、
この仮定法 過去のルールに沿った例文です。

・I met you earlier.
 We were friend.

(あなたに早くに会いました。
 私達は友達だった)

・If I had met you earlier,
 we could have been friends.

(もしもっと早くに会えてたら、
  私達友達になれてたかもね)

仮定法 過去も、
進行形と組み合わせて使われる場合があります。

仮定法 過去と進行形 組み合わせ パターン
もし(過去に)~だったら、~していたでしょう

・If I had been rich,
 I wouldn’t have been working.

(もし俺が[あの時]金持ちだったら
[当時]働いていなかったでしょうね)

※「if」節の次の節内に、進行形がある

もし(過去に)~していたら、~だっただろう

・If he had been sitting here,
 I would have punched him.

(もし[あの時]あいつがここに座っていたら、
[あの時]殴ってただろうね)

もし(過去に)~していたら、~していたでしょう

・If I had been watching a movie at a cinema,
 I would have been eating pop corn.

(もし[あの時]映画館で映画を見ていたら
 [あの時]ポップコーンを食べてただろうね)

上記の例のように、

普通の仮定法と、
過去を振り返った仮定法

が存在します。

そして上記で紹介した例文の
日本語訳を見ても分かる通り、

普通の仮定法も過去を振り返った仮定法も

日本語に訳す両方

「もし~だったら、~」

となります。

これが、
仮定法をややこしくする原因の1つです。

1.3. 過去と現在の組み合わせパターン

もし(過去のある時点で)~してたら、
(今頃)~だったでしょう

という内容も、
仮定法で表現できます。

その場合の文構造は

前半部分(「if」節)は過去の仮定で、
後半部分(「if」節の後の節)は現在の仮定になります。

過去と今の架空の話
もし(過去に)~してたら、(今頃)~しているだろう

・If I had won the lottery,
 I wouldn’t be working now.

(もし宝くじに(あの時) 当たってたら
 今働いてないでしょう)

もし(過去に)~してたら、(今頃)~でしょう

・If I had been working harder,
 I would be rich now.

(もし[あの時]もっと働いてたら、
 今金持ちでしょう)

2.非公式な仮定法のパターン

ここまでで紹介した仮定法のパターンが、

日本の英語教育でも習う
公式の仮定法のルールです。

しかし日常会話に関して言うと、

ネイティブはこれら以外のパターンで、
仮定法を使う場合があります。

これらのパターンは、

正式には間違ってるけど
日常会話では許容されている

と考えましょう。

非公式な仮定法パターンを紹介します。

2.1. If節と、後の節の時制が一致しないパターン

「もし〔あの時〕僕が君だったら、
〔あの時〕私はそんなことしなかっただろうね」

のような
過去を回想した仮定法は、
IF節内は had been、
その後の節は would have ~ 
を使わないといけませんが、

if節内の「もし僕が君だったら、~」の時制が、

were になってる場合があります。

この場合、
特に意味上の違いはありません。

・If I had been you,
 I wouldn’t have done that.

(もし〔あの時〕僕が君だったら、
 〔あの時〕そんなことしなかっただろうね)

・ If I were you,
 I wouldn’t have done that.

(もし僕が君なら、
 〔あの時〕そんなことしなかっただろうね)

2.2. were じゃなくて was が使われる

“If” 節内のBe動詞に、
wereではなくwasを使うネイティブも時々います。

この場合も、
意味上の違いはありません。

 

・If I were rich,
 I wouldn’t be working.

(もし俺が金持ちだったら、
 働いてないでしょうね)

・If I was rich,
 I wouldn’t be working.

(もし俺が金持ちだったら、
 働いてないでしょうね)

2.3. 「条件」は動詞・助動詞が過去にならない

仮定法の文でも、
動詞が過去になっていない文があります。

これは、

「仮定/空想」よりも「現実的な条件」
 を表す文に使われます。

 

仮定法 が条件を表す例文

 ・If he knows it, he will tell us about it”

(もし彼がその事知ってるなら、それについて我々に言うでしょう)

・If she has a car, we can use her car.

(もし彼女車持ってるなら、彼女の車使えるね)

このように、

現実的に起こりえる条件の要素が強い仮定法は、
現在形で使われる場合が多くあります。

これは、話者の気持ちの問題で、

「現実的に起こりえる話」

だと思っての発言であれば、

動詞が過去形じゃないパターンが生じます。

◆まとめ

公式のルール

  • “If” 節内の Be動詞は wereになる。
  • “if” 節に続く節内には、 “would” を使う
  • 過去の話を振り返っての仮定は、
    if節内では 過去完了形 (had been /  had won~) を使い
    その後の節内ではwould have been/ have won~を使う

口頭で許容されるルール

  • were の代わりに wasを使う
  • if節とその後の節の時制が一致しない
  • 「空想」ではなく「条件」を表す場合、
    be動詞や動詞を過去形にしない

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