質問内容
TOEFL ライティング 対策 方法
TOEFL ライティング 対策 に有効な勉強やコツを教えて欲しいです。
現状 何から手を付けて良いのか、
何をどう勉強したら良いのか分かりません。
普段の自習で勉強するべきこと、
意識するべきこと、そして
実際のテストで実践できるようなテクニック
などがあれば、教えて下さい。
解答・解説
■ 問題形式
TOEFL ライティング 総合問題は、アカデミックな内容になります。
1.
最初に、お題の題材(トピック)となる内容に関する文章を読みます。
その際に要点はメモを取ります。(リーディングの制限時間は3分ですが、エッセーのタイピングが開始した後も文章は表示されるため、確認できます。)
2.
次に同じトピックに関する教授の話(音源)を聞きます。
通例リスニング音源の内容は、リーディング文章の内容に対する
A) 反論とその理由や詳細事例、または
B) 同意とその理由と詳細事例
のいずれかになります。要点をメモして下さい。
リーディング文章と異なり、一回キリしか視聴できません。
3.
音源再生後、お題が表示されるのでエッセーのタイピングを開始します。
タイピングを開始する前に、エッセーの構成を作ってから書くと効率的です。
また構成を作った時点で文字数が規定以上になりそうかどうかの判断も出来ます。
■ アプローチ
基本的には、
アウトプットしないといけない内容や沿うべき文構成はスピーキングと一緒です。
日々の学習でどれほど特訓してテストに慣れているか、が重要になります。
なおスピーキングは瞬発力、即興力が求められるのに対し、
ライティングは文法力、構成力、語彙力、文法力などがより求められます。
色々な構成のセンテンスパターンや語彙を使って、
アピールできるとスコアが上がります。
エッセー作成の制限時間は20分(独立エッセー問題は30分)あり、
文字数も225文字以上書かないといけません。
日頃のテスト対策学習では模範解答の分析や写生を繰り返し行い、
エッセーに使える有効なセンテンス・パターンや単語を蓄積させておきましょう。
■ コツ|テクニック
ステップ1: リーディングの要点をメモ
リーディング文章はお題のトピックに関する重要な情報を知る為に大切です。
アクティブリーディングをして内容を理解しましょう。
メモを取るよにして下さい。
通例、リーディングの文章は下記の構成(パラグラフ)に沿っています。
▽リーディングの構成
1.メインのテーマ/トピックの概要と定義/筆者のスタンス表明 2.筆者のスタンスの理由解説1 3.筆者のスタンスの理由解説2 4.筆者のスタンスの理由解説3 |
※リーディングによっては最後にまとめ/結論がある構成もあります
1.メインのテーマ/トピックの概要と定義と筆者のスタンス表明 2.筆者のスタンスの理由解説1 3.筆者のスタンスの理由解説2 4.筆者のスタンスの理由解説3 5.結論/まとめ |
上記の内容に関する要点を聴き取り、メモに取ります。
ステップ2: レクチャーの方向性を把握
リスニング音源は1度しか視聴できないので、
気を付けて聴き取りを行い、要点をメモします。
リスニング音源の内容は、教授による講義です。
講義の内容は2つのタイプに分けれます。
1.リーディング文章の内容に同意した上で、詳細情報(実例など)を展開する
2.リーディング文章に反論/異議を唱え、その理由を紹介・解説する
リスニング音源がどちらのタイプかによって、
スピーチの構成、スピーチで使う単語やフレーズ、センテンスパターンは変わります。
講義の内容がどちらのタイプかは、
講義の最初の方で判断できるので、注意して聴きましょう。
ステップ3: リスニング内容のメモを取る
リスニングの構成は下記のいずれかになります。
▽リスニングの構成 賛成の場合
1.りーディングの内容に同意した上での詳細情報紹介・解説
2.教授による実例・証拠・(同意する)理由などの紹介・解説1
3.教授による実例・証拠・(同意する)理由などの紹介・解説2
4.教授による実例・証拠・(同意する)理由などの紹介・解説3
▽リスニングの構成 反対/異議の場合
1.りーディングの内容に対する反論/その理由紹介
2.教授による反対理由紹介・解説1
3.教授による反対理由紹介・解説2
4.教授による反対理由紹介・解説3
ステップ4: リーディングとリスニングの関係性 把握
エッセイでは、
「リーディングでは~と主張しており、教授は講義でそれに同意しています。
その理由の具体的な例を挙げています」
や
「リーディングでは~と主張しており、教授は講義でそれに反論しています。 その最初の理由は、~」
などのように、
リーディングとリスニングの関係性をスピーチ内で明確にしないといけません
ですのでメモの際はそれらの関係性が分かるようにしましょう。
メモで書く内容+関係性の示し方例
1. リーディングの内容に同意するパターン
2. リーディングの内容に異論するパターン
ステップ5: エッセイの骨組みを作る
エッセイは下記のパッセージ/内容に分かれます。
1.導入部分
エッセイが何についてかの概要。メインのテーマの内容リーディングとリスニングの関係性(同意してるか反論してるか)
2.本文
エッセイで文字数が一番多くなるべきパラグラフです。リーディングとリスニングで述べられた3つの要点の概要と関係性を詳細に書きます。
リーディング文章はライティングの際も表示されているので、使える単語やそのツヅリはコピーできます。
しかし文章やフレーズ単位で丸まるコピーするのは避けましょう。
同義語を使ったり、リーディング文章で使われてるセンテンスパターンとは異なる文構成を使いましょう。(評価のポイントになる)
3.まとめ/結論
メッセイが何についてだったかのまとめ/概要を書きます。
内容自体は導入部分と基本的に一緒になりますが、
本文で書いた3つの要点の概要と、文章と講義の関係性(同意反対)も再度、まとめとして書きます。
ステップ 6: テンプレートを把握
エッセイの構成は下記のような内容になります。
エッセイの校正、使えるセンテンスパターンやフレーズは日々の練習で暗記するレベルで身に着けておきましょう。
1.リーディング内容に異議を唱えてる場合
The reading and the lecture are both about ______. Whereas the author of the reading states that _______, the lecturer suggests that ________. The lecturer casts doubt on the main points made in the reading by providing two/three reasons.
First of all, according to the reading, _____________ .However, the lecturer disputes this point. He/She says that _________. Furthermore, he/she mentions that ___________
Secondly, the reading states that _______. Nevertheless, the lecturer refutes this argument. He/She argues that __________. In addition, he/she points out ________.
Finally, the reading claims that _________. On the other hand, the lecturer believe that _____. He/She thinks that _______. Moreover, he/she feels that ________
In conclusion, although the reading and the lecture are both about _______, the two/three main points made in the reading are effectively challenged by the lecturer.
2. リーディング内容に同意する場合
The reading and the lecture are both about _____________. The reading states that ____________. The lecture builds upon those same ideas to give a more comprehensive picture with two/three examples.
First of all, according to the reading, _________. Supporting this idea, the lecturer explains that _________. Furthermore, he/she mentions that __________.
Secondly, the reading states that_______. The lecturer then goes on to explain that ________. In addition, he/she points out ________.
Finally, the reading claims that _______. In support of this idea, the lecturer brings up the point that ________. (Optional) Moreover, he/she feels that _________.
In conclusion, although the reading and the lecture both discuss __________, the two/three main points made in the reading are effectively supported by the lecturer.
ステップ7: 便利フレーズ、文パターンを把握
リーディング文章では、講義のトピックになるような
メインの題材/コンセプト/アイディアの説明・解説
が書かれている事が多いです。
例えば
「月食とは地球が太陽と月との間に来て太陽の光をさえぎるため、月の一部または全部が欠けて見える現象のことです」
などです。
実際のテストでは、
トピックが本当に初めて聞く情報の場合もあります。
メインの題材の説明・解説は、
どのような文構成で述べられるか事前に理解しておくと、
ライティングの際に書きやすくなります。
またリスニングでも聞き逃しにくくなります。
1. メイントピックがを述べる文|構成例
1. X is a/an ______ that/who/which/where _________________________ 2. X occurs when/where ________________________________ 3. A concept/idea/situation________ that/who/which ___________ is referred to as/known as/called X 4. X refers to the idea/concept that ____ or X___ refers to the situation/circumstance where ____ |
・使用例文:
1. Verbal communication is a type of communication that uses words and language. 2. VC occurs when we use language and speak to each other 3. The style of communication that uses words and language is referred to as VC. 4. VC refers to a style of communication where language and words are used |
2. 話題が移行する際のシグナルワード
タイプ | シグナルワード |
パラグラフ/要点が変わる | First/Second/Third |
追加情報を述べる | In addition, furthermore, additionally, also, next, moreover, what’s more, on top of that |
結論 / まとめを述べる | To sum up, in summary, in conclusion, to conclude, all in all, all things considered ,overall, taking everything into consideration, in a nutshell |
対比/ 反対の内容を述べる | Conversely, on the contrary, by contrast, by way of contrast, on one hand/on the other hand |
比較/類似するモノを述べる | Similarly, likewise, by the same token, along similar lines |
原因に対する結果を述べる | As a result, as a consequence, consequently, therefore |
一般論を述べる | Generally, on the whole, in most cases, in general |
要点を簡潔にして再度述べる | That is, in other words, to put it simply, That is to say, just to reiterate |
代案/代行になるモノを述べる | Alternatively, as another possibility |
3. 例が述べられる際のシグナルワード
例を挙げる | For example, for instance, take something, for example, to give a clear example |
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